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2006年3月 2日 (木)

ジェンダーについてさらに

 ジェンダーを考える時に、絶対に忘れてはいけないことは、体の性差が基になったジェンダーもあるということです。「体の性別」と「心の性別」をどう区別するかという問題が手付かずですが、とりあえず区別が目に見える体の性別を中心に考えてみたいと思います。

 オリンピックでは男性と女性が同じステージで競技することはありませんね。一緒なのは開閉会式とか応援とか競技以外の場所です。ゴルフでは時々女子プロが男子の大会に出ることもありますが、どんなことにも例外はあります(「例外」って便利です)。
 この「男性」であるか「女性」であるかという区別は、あって当然、ないと困る「個性」に分類される違いです。動物の世界では、この体の性別による役割分担が明確にされていて、誰も文句は言いません(言っているかもしれませんが、人間には分かりません)。動物の世界には生きて、遺伝子を次世代に残すという本能があって、それは実に忠実に(頑なに)守られ続けています。
 一方、人間はそうした本能のプログラムを「言葉」に置き換えて社会を形成し、複雑な仕組みの中でさまざまな目的のために生きています。人間の世の中では、考え方や目的にはいろいろなバリエーションが有り得ますが、体の違いまでは乗り越えられません(性転換手術のことはここでは置くとして)。だからこそそれをベースにしたうえでの社会における役割分担が必要になります。
 ジェンダーの起こりは猿から人間への移行をしているころ、言い換えれば、本能を言葉に置き換えているころに固定化し始めたものと想像しています。

 まぁね、ジェンダーの発生論なんて実はそれほど重要ではなくて、今を生きる人間のみなさまがたが体の性差に基づかない社会的な性別による役割に不自然さや居心地の悪さや違和感などを抱いて嫌な思いをすることがないような方向で話を進めていくことが大切です。(一文が長くてごめんなさい。癖なのです)

 本文が長くなってきましたので、この辺でとりあえず一区切りといたします。

 次は、問題として取り上げて考えるべきジェンダーとはどんなものかを考えてみたいと思います。

初TB付きました。(→ http://katana7.com/835783468393835F815B/

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その時の様子はこちら:http://arjunaheart.com/arjunas_diary4.html

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