« 「村上さんからの招待状」に気をつけろ! | トップページ | マイナスイオンのドライヤー、いい! »

2006年12月27日 (水)

誰も知らないこと

「空き地に、老夫婦が犬小屋と犬を置いてどこかへ行ってしまった。置き去りにされたらしいので、何とかしてほしい」とのTEL。

そりゃ行きますが・・・雨の中、犬のえさをもって、即席で作成したラミネートコートした「飼い主さま」へのメッセージを携えて現場へ。

それはそこにあって、で、缶詰を開けてえさをやっているところへ、親子連れが近寄ってきた。

「この犬、置き去りにされたってTELが入ったんですが、なにか知りませんか?」と尋ねると、「この犬、うちのお隣さんが連れてきたやつですよ。さっきも散歩に行ってました」とのこと。

道路に近いので、車が雨水を跳ね上げて、それが小屋にあたって大きな音を立てている。

飼い主の家へ伺う。

「これこれこういった電話で来てみたんですが、お隣さんから事情を聞きまして、飼い主さんと分かりました。えさあげちゃいました。しかし、車が雨を跳ね上げていくので、かわいそうですから、何か対策を」といったようなことを話した。

途中寄って来た親子も、飼い主も、オレがどんな準備をしてここまできたのかを知らない。

まして上司は、報告も相談もない出来事に興味を持たないどころか、「余計なことはせずに放っておけ」的な姿勢に終始している。

職場での居心地の悪さと、何も知らない市民。

せめて、ここに書くことで自分を慰めてみた。

しかし、オレの仕事は、結局、市民がどこぞで抱え込んできたストレスをぶつけられて、その多くを今度は自分が背負うという、ありえない事態が日常化している部署だと、改めて分かった気がした。

いつまでも男社会で認められたい願望を捨てきれない老人。別のいざこざを野良猫のえさやりに転化して大騒ぎするおばちゃん。よく確かめもしないで焼却炉の水蒸気を、野焼きの煙と思い込んで通報してきて、やたらと強気な親父(それほど強気なら、悪いことしてる原因者に直接言えよって感じ)。

あなたがいえない部分を補っているオレたちを、原因者と同じ目で見るのはおかしかないか?

いつまでもつかな・・・

|

« 「村上さんからの招待状」に気をつけろ! | トップページ | マイナスイオンのドライヤー、いい! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/55400/4689715

この記事へのトラックバック一覧です: 誰も知らないこと:

« 「村上さんからの招待状」に気をつけろ! | トップページ | マイナスイオンのドライヤー、いい! »