« 「産む機械」発言を考える | トップページ | 冷え込んだ長野の堤防で事故車に遭遇 »

2007年2月 9日 (金)

H5N1型鳥インフルエンザは本当に安全か?

H5N1型の鳥インフルエンザに対して、人体の免疫機能は不十分との話しを聞いた。
宮崎県知事東国原氏は「被害は深刻だが、食べても大丈夫」的な発言をして風評被害対策をしているようだが、WHOや海外の専門家の間では、人体内で変異して広がると、全世界で数百万人が死亡する事態になるとの見解を出している。しかもこれまでの人の死亡例はアジアに集中しており、インドネシアでは、食料として重要なニワトリをはじめとする鳥類の個人飼育禁止を世界で始めてジャカルタで実施していて、地方都市にも順次拡大すると言っている。裏庭で飼っている食用のニワトリが見つかると警察が没収、廃棄処分するらしいけど、ジャカルタでも死者が出ているから逆らうものはいないらしい。中国でも死者がたくさん出ているようだ。海外では人が死ぬ病気であるとの認識が一般化しているわけだ。
BBC Healthからの抜粋(原文のまま)
As 2005 began, the deaths of two young boys in Vietnam were overshadowed by the disastrous tsunami that swept across the Indian Ocean. But the boys' deaths, from a strain of influenza known as influenza A H5N1, or 'bird flu', could herald an even greater loss of life.
In 1918, a flu pandemic killed more than 20 million people worldwide, and many infectious disease experts believe another flu pandemic could be imminent.
The appearance in humans of a type of flu that normally only affects birds may be an important sign that some strains of the virus are changing, or mutating, in a way that could threaten people around the glob.

 厚生労働省でも「これまでに人体に被害があったとの報告はない」という見解を出しているようだが、この見解には「今後もそうしたことは起こらない。安心だ」という内容はどこにも含まれていない。そのまんま知事の「風評被害」発言でも、「風評」であって事実が伴わないのならいいが、「鳥だけにしか感染しない」という表現は明らかに誤りであり、意図的な誘導が含まれていると言える。
 「日本は大丈夫神話」は、政府(行政)、マスコミ、国民の3者が無責任な「予期」と情報収集の怠慢によって打ち立てられているが、そろそろ大々的に「ヤバイ」と言い出さないといけない時期に来ているんじゃないかと思う。
 まぁ、もっとも、ぐるっと視点を回転させれば、「65億人は地球上で暮らす人間の数としてはいかにも多いんじゃないか?」といった考え方もできる。少子化を云々する前に、世界を見渡してみないと賢い選択肢は見えてこない。これは極論だけど、社会構成が大きく変わって、新たな目標ができれば、人間はそれに向かって嬉々として力を合わせて立ち向かっていくことだろうね。そうした時にだけ「何が幸福か」という問いに対する有効な答えが出現するんだ。

<参考> 世界の拡大状況が分かる「動く地図」がBBCのHPにありました。
       アジアから西に拡大していく様子がわかります。

|

« 「産む機械」発言を考える | トップページ | 冷え込んだ長野の堤防で事故車に遭遇 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/55400/5274323

この記事へのトラックバック一覧です: H5N1型鳥インフルエンザは本当に安全か?:

« 「産む機械」発言を考える | トップページ | 冷え込んだ長野の堤防で事故車に遭遇 »