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2008年4月 8日 (火)

暫定税率を手放して割を食うのは未来の子供たちだ

 巷では、東知事が声高に「暫定税率を維持していただかないと、宮崎の道路建設は立ち行かなくなる」と力説していましたが、実はそうでもないみたいな話も出始めて、国民受けする模範解答は、

 不要なものばかりに使われてきた税金なら、いっそ「廃止します」と言うほうが、よほど国民と向き合っている政治家だ、みたいなことになってきている気がします。

 しかし、話が単純すぎると思うのは「わたしだけ?」

 「計画していた道路行政が推進できない」

 「だったら支出を見直せ」

 「毎年2兆円以上の歳入欠陥をなにでうめる?」

 「高価な釣竿買うのやめれば浮いてくるよ」

 いや、こんな単純な話ではないはずです。

 そもそも、政府が抱えるたくさんの難問には、まぁ、これ、びっくりするくらいの巨額は費用が必要ですよね。待ったナシの環境問題、待ったナシの年金問題、待ったナシの薬害対策費用・・・ガソリンが安くなって、笑顔で満タンかましてるあなた!ちょっと財布の負担が軽くなったくらいでバカみたいに喜んではいけません。いずれ、別の形でその分のツケがあなたにも確実に回ってきますよ。

 さらに引いた場所から眺めてみましょう。

 日本って、どれくらいの借金抱えてるんでしたっけ・・・・・・・・・・・・・

 使い道たくさんありますが、仮になかったとして、じゃぁ、借入金の返済に充てないですかねぇ・・・。私なら子々孫々まで続く借金の山を少しでも減らすでしょうね。

 けど、そんな議論にはなかなか出逢いません。

 化石燃料がなくなるって言ってるときに、なぜ値を下げて使いやすくするのでしょうねぇ。ジリジリと値を上げて、新エネルギーにシフトさせていかないといけないんちゃう?

 京都議定書の目標数値クリアのための取り組みが今すぐに必要なんちゃう?

 温室効果ガス抑制と、化石燃料の枯渇を見据えた新エネの研究開発に、お金がかかりますよねぇ。

 もちろん無駄なお金を使わせておくなんてもってのほかですが、使わなくてはいけない場面があっちにもこっちにもあるじゃないですか!それをしっかりと見切って、采配できる政治家が、今、この日本にはいないのですね。
 ガソリンがちょっとばかり安くなったくらいで、民主党が国民の目線で政治をやってるなんてお笑いです。「財務省出身者の日銀総裁就任断固阻止」・・・正気ですか?この人事問題を含めて、民主党がおバカ政治を続けていることで被る内外の損失は計り知れません。

 責任を取る=辞任だと固く信じている愚かな政治家は、今すぐ議員バッジを外せ!

 どーも国益がしっかり計算されている気がしない今日この頃ですね。

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コメント

「私の意見」
私は、消費者の立場としては、「暫定」がこれほど長く続くことが、ずっとおかしいと思っていました。
必要があるならば、議論して本則として税率を上げるべきであり、取れるところからとりあえず取っておけという体質が許せませんでした。
でも、今回の件で国民の関心が高まってくれたので、「暫定」を廃止するとか延長するとかではなく、抜本的な見直しに動いてくれることを期待しています。
ガソリンにかける税金としてどんなもの(目的税)が妥当なのか? 目的を限定しないほうがいいのか? 税率は? そういう議論をしてほしいと思います。
arjunaheartさんが言うように、環境に対する配慮も必要です。環境税をかけたっていいのでは?
消費者の立場、道路を使う人の立場、環境を守らなければならない立場など、いろいろな面から議論をしてほしいです。
消費者とすれば安いほうがいいに決まっています。でも世論が正しいとは限りません。批判を受けても高度な政治的判断が必要なときもあるはずです。
こんなことを今の政治家に求めても無理かなぁ・・・。

投稿: テレマルカー | 2008年4月 9日 (水) 12:45

分厚いコメントありがとう。
こんな議論をする機会が職場で持てれば、もっと自信を持って働ける職員が増えるんじゃないかと思うんだけど・・・。

すでにもらっていたものが「暫定」のままで期限を迎えてしまうこと事態にも大きな問題があります。われわれの職場なら、こんな感じで問題を放っておいたら関係者の首がいくつか飛ぶよ。
自民を軸にした連立与党のこれまでの責任は大きいと思う。
本来はもらっていた「暫定」分を、期限が来る前に、必要な使い道のほうへ振り替えていくべきだったと思う。もちろん、足りない分を正当な手続きで増税したり、新税を導入するなどでも結果は同じだと思うけど、税の徴収ルートが確立されているもののほうがコストをかけずに済む点と、これから減らしていかなければならない化石燃料から税を取ることで、人間が避けて通れないエナジー問題の新展開を期待できる(新エネが商売になる)点で、ガソリン税であることが大事だとわたしは思ったんだよね。
国民であり一般市民であるわたしたちが、そうした議論に慣れている必要があると思うんだよね。確かに代議制だから「考えてほしい」としか言えない。自分の声は国会に届きづらい。
けれど、国民が考えなくていいということとは違うわけで、政治家のチェックを正しくかけていくにはやっぱり知るべきを知り、無私の立場でソリューションを探り、発言していかなければいけないんじゃないか、と思うのですよ。
わが社の職員の中に、単なる雑談でなくてこうした議論を深めようという空気が無いよね。だから社長に好き勝手言われても反論できない。それは恥ずかしいことだと思う。
何かできないかなぁ・・・

投稿: arjunaheart | 2008年4月 9日 (水) 21:47

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